最近のこと
今日で職業訓練校も終わり。
6ヶ月というと長く感じる人もいるだろうし
僕もそのうちの一人だった。
桜が咲く季節は暖かくなるし好きなのだが
別れの季節でもあり、少し嫌いだ。
10代のころは勉強なんてまったくしていなかった。
今でもその性格は変わらずでそんな中で覚えたのは
どうやったら嫌なことでも行動するように出来るかのテクニックだ。
職業訓練「校」とかいてあるとおり
技術を学ぶという前提で、そして就職をするという前提で
行くべき場所なのだが僕はそのどちらもたいしてする気はなかった
(今だからいえるのだが。。。)
では、なぜ通う選択をしたのかというと
補助金がでるからであり、CADっていうのができるというざっくりとした理由からだ。
ぼくはたいしてしたいことがない。
世の中にはそういう人もいることを知っていてほしい。
ただ出来ることはそれぞれ人によって違う。
そんなこんなで
「おれパソコンなら使えんじゃね?」という考えで入所したが
理想と現実が重なることは少なく
製図っていうのは〜
加工っていうのは〜
なんて、まったく知らない分野のことばかりだった。
そこに興味があったわけではないので
興味がない✕学び=勉強になってしまう。
いまでも自分が面白くないと思うと勉強スイッチがはいってしまい、
あまりやる気がでない。
もしかしたらこれから仕事をするうえで
今までの時間で勉強をしていない事を後悔することがあるかもしれない。
ただしこれはあくまでも
学習内容のことだ。
これ以上にとても価値のある経験ができた。
クラスには様々な人が一緒に入所してきた。
それは性別も違えば年代も違う人たちだ。
僕は自分が体験したいないことを知るのが好きだ。
そこには自分とは違う人生を歩んだ人がいて
人の数だけ物語がある。
最初は何を話せばよいかわからないものだが
好奇心に身を任せて
いろんな人とおしゃべりをした。
いまになってこの6ヶ月間で得られた事はなんだろう。
技術的なことはまあまあ(先生に怒られるゾ。。。)だが
クラスメイトや先生方との出会いなのではないかと思う。
きっとこの出会いはこれからの人生に活きるであろうし
今後の新しい出会いも楽しみだ。
もう少し人間を楽しもう。