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にちじょうのこと。

23歳の記者から山本耀司へ37の質問

僕が山本耀司yohji yamamoto)を好きになった記事。

洋服を着ることはその人の生き様を知る事だと考えが変わった記事。

 

23歳の記者から山本耀司へ37の質問 | WWD JAPAN.com

 

以下、抜粋と感じたこと。

 

WWD:なぜ、慶應義塾大学法学部から文化服装学院へ進んだのか?

山本:大学受験で慶應に入ったが、付属から上がってきた親友たちと比べて自分は非常に勉強ができた。彼らは人柄はいいけど、はっきり言って勉強はできなかった。なのに将来を約束されているわけ。とても不平等だと思った。その不平等感は俺が5、6歳の頃から感じていたものであり、だから大学を卒業後、社会に出るまでに“執行猶予”の時間が欲しかった。社会に出るのを遅らせたいと思っていたから。

 

「不平等」

僕も感じる事がある。

僕は小学生の時だろうか。

姉がいた事もあり学校で使う鍵盤ハーモニカをお下がりで持たされた。

周りは新品のハーモニカで僕だけ汚れたハーモニカでとても恥ずかしかった。

10代の頃はそんな不平等を嫌になくるくらい経験したし

20代にもなればそれが当たり前になってくる。

 

不平等を感じた時に込み上げてくるのは力なのだろうか?

その不平等を自分でどうにかしたいと思うのだろうか?

不平等を感じることがあれば僕はなるべく触れぬよう近づかないようにしていた。

そんなの時間の無駄だと思うからだ。

そうやって逃げてきた。

社会からの逃避。

何回か社会にでてその度に逃げている僕は

弱い人間だ。

 

不平等からの逃避。

ただ逃げ続けていても何も変わらないと気づいた。

けれどもしたい仕事もない。

そこで行き着いたのが「創作」

何か自分で行きた証をこの世に残したいと思った。

どうせいつかは枯れる命だ。

後世にもしくは誰かに僕が生きた証を残したい。

 

今回のインタビューを見て

自分の中からそういう思いが込み上げてきた。